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http://honyaku.yahoo.co.jp/

サンディア・メンバーシップ・サービス(新皇冠会籍交易服務)
http://sandia.co.jp/mship/

聡明投資諮詢(上海)有限公司 営業代表 笠原 次郎氏


<企業プロフィール>
上海でゴルフ会員権売買・募集代理等を手がける会社。
東京、香港、サンパウロにも事務所を構える。

近年、中国(特に上海)では驚異的な経済成長を遂げ、人々の生活も多様化してきた。しかし、実際上海に住んでみると、街角でポーカーを楽しむ人々は見かけても、 競馬、パチンコといった大型の娯楽施設は未だ導入されず、レジャー、娯楽を楽しむ生活スタイルはまだまだ定着していないことに気づく。

そこで、今回は上海でにわかに増えつつあるゴルフ場に光をあて、上海でのレジャー、娯楽の現状を知るべく、ゴルフ会員権仲介業者「サンディア・メンバーシップ・サービス」上海営業所、笠原代表にお話をうかがった。



―まずは御社の概要を教えてください。

わが社は1990年に香港支社を開設し、主にゴルフの会員権流通市場の開拓と活性化に取り組んできた。2001年からはここ上海にも事務所を構えている。香港のサンディア・メンバーズシップ・サービスは、中国初の会員権専門業者として業界をリードしてきた。中国の主要ゴルフ雑誌である『CHINAGOLF』www.chinagolf.com.hkや、テレビ局TVB等から頻繁に取材を受けている。


―上海でのゴルフ場の現状について詳しく教えてもらえますか?

中国でゴルフレジャーが先行したのは、香港を中心とした華南地域だった。先発の香港は元々イギリス領だったこともあり、古くからゴルフプレーヤーがいた。今では香港近郊で51のゴルフ場がある。

しかし上海での開発はまだ始まったばかりで、91年に一箇所作られたあと、96年から00年にかけて13箇所に増え、そして今までに上海及びその近郊に合計で19箇所がオープンしている。香港と比べれば、まだまだこれからだ思う。


―上海のゴルフ場開発はどの様に行われているのですか?

上海のゴルフ場開発の特徴は、不動産開発と一体化していることだ。ゴルフ場を開発しその周りに住宅を建てて、住宅の価値を高めて販売する企画だ。これはアメリカでよく行われる開発方式だ。一方で、ゴルフの会員権の分野では、譲渡できず資産的価値の乏しいアメリカ式ではなく、譲渡可能で資産として扱える日本式を採用しているんだ。アメリカ式と日本式を融合した“いいとこ取り”ということだ。


―ゴルフの会員権売買というお仕事はどういったものなのでしょうか?

上海でゴルフの会員権は、転売が可能なんだ。だから使わなくなったら売ることができる。 一方で、新たにゴルフクラブに入会したい人もいるわけで、私達はその仲立ちをやっている。お客様は、法人もあれば個人もあるし、国籍も多様だ。


―上海で御社のようなビジネスは広がりをみせているのですか?

香港はまだしも上海は始まったばかりだ。きちんとしたサービスができるのはおそらくわが社だけだと思う。 香港や上海でのゴルフ会員権ビジネスでは、我々が第一人者だと自負している 。このビジネスは、特殊な知識は必要だが、人数を必要としない。わが社の方針としては、パソコンやインターネットを多用し人間はできるだけ少なくしようという考えだ。情報が命のビジネスだからね。


―上海では娯楽やレジャーの需要が急拡大していますが、ゴルフする現地人は増えているのですか?

中国人ゴルファーは、今はまだかなり少ないのが現状だ。そもそもゴルフは高所得者のスポーツだ。プレーするにも、会員でなければ週末は1000元(注1)以上する。上海の平均的なサラリーマン(中国企業)30歳の給料が月3000、4000元程だから、とてもじゃないが手が出る水準ではない。会員権を買うなら安くても230,000元。それより家を買うのが先でしょう。

現在のプレーヤーの比率は、台湾人3割、日本人2割、韓国人1割、他華僑1割、現地人1割、残りは欧米人他諸々といったところだ。 まだまだ、外国人のスポーツだ。


―今後の上海の見通しについてどう思われますか?

私の考えは、皆さんが考えるほど楽観的ではない。このまま中国全体が何の障害もなく直線的に発展していくとは思わない。経済は、必ず下降局面もあるだろうし、政治的にも様々な波もあるだろう。しかし、全体としては今後も発展してゆくであろう。 ゴルフ需要も現地人富裕層の増加によって活性化していと思う。近い将来、ゴルフ場で上海語が飛び交う日が来るだろうと私は感じている。


―上海という街についてはどう感じていますか?

私は、1990−2000年香港に駐在していたが、香港はこの間に見違えるほど綺麗で便利になった。一方で、訳の分からない面白さも無くなってしまった。上海には、まだ「ゴチャゴチャ」が残っている。そんなところが私は気に入っている。こっちへ来た当初の休日はよく自転車で街の中を探検して回った。


―上海の生活は最近非常に快適になってきたとよく言われますが、ここ数年どう変化してきましたか?

上海での食事や住宅環境と言うのは、ここ3年で格段に良くなった。もちろん、東京や香港に比べたら水準的にはまだまだだ。でも、海外でこのぐらいの生活ができれば不満はないでしょう。異国で本国の水準を求めるのはナンセンスだと思う。和洋食の店も急に増え非常にバラエティに富んできた。この値段でこの質なら満足しなければならないレベルにあると思うよ。


―最後に中国にいる留学生や、これから中国へ来ようとしている方々にメッセージをいただけますか?

ビジネスという面は、まだまだチャンスはあるだろう。ただ、マスコミが言うようにばら色だと楽観視してはならない。確かに今は絶好調の時期だ。しかし、かならず好不調の波はある。不調もあるのだと心しておけば、うまく付き合っていける国であると思うよ。まぁ長い目で見なければならないだろうな。あと、こちらに来てからだが、中国には中国の価値観というものがあると認識して欲しい。何から何まで日本の価値観で図ろうとすると、必ずうまくいかない。違いを受け入れ、多様性を理解して欲しいと思う。

そういう意味でも、留学生などには、ただ勉強するだけじゃなくて、各地を旅行したり、生きた街を探索したり、現地人と積極的に交流するのがいいと思う。中国の現状といったものがより見えてくるはずだよ。


―お忙しい中ありがとうございました。

注1:9月12日現在、1元=13.55円=0.123ドル


インタビュー :増永 富治  高松 俊
執筆     :高松 俊


サンディア・メンバーシップ・サービス
聡明投資諮詢(上海)有限公司

上海市捕東新区東方路738号
裕安ビル2404室
tel(021)50589628 fax(021)50589610

<編集後記>
何から何まで初めてで緊張の連続・・なんとか創刊できてひと安心。

普段生活しているだけでは決して知ることのできない貴重なお話を聞かせてもらいました。最近の上海では、遊園地や水族館、サーキット場など新しい娯楽施設が次々と建設され、現地に住んでると、発展の勢いが目に見えて楽しいです。
最近上海人に流行りの娯楽、カラオケではよく光良の『童話』を歌ってます。
阪神優勝したらとりあえず大阪帰ろかなぁ・・

                                      俊


今回が始めての取材で、緊張しすぎてどもってしまいました。これから頑張ります!

上海の娯楽施設は休日には多くの人でごった返してます。最近では、12日に香港ディズニィーランドもオープン!次は上海という噂も!しかし、ゴルフのような高級な娯楽施設の利用者は、まだまだ外国人が大半と聞いてびっくりしました。
最近上海の打ちっ放しに行ってきましたが、現地人がいっぱい!ゴルフブームももう間近ではないでしょうか?

                                       富納             


<しゃおりんの一言>
中国のことをもっと良く知りたいと思い本企画を立ち上げました。留学生を中心としたメンバー構成で、今後も面白い企業の情報を配信していきたいと思います。興味ある学生の方、連絡お待ちしております。またインタビュー希望の企業からのお問合わせも大歓迎です。いろんな方のご意見お待ちしていますので、あたたかく見守ってください。今後ともよろしくお願いいたします。

                                      小林

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