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http://honyaku.yahoo.co.jp/

『万克徳(マクト)商務諮詢(上海)有限公司』  
『南富士産業株式会社 上海統括事務所』
http://www.mfsg.co.jp/ (日本語)
http://www.mfsg.com.cn/ (中国語)
総経理・所長 杉山 拓 氏

「中国でスーパーエリート幹部候補生を育成し、日系企業の幹部に」


<今回の企業>
「欧米系に比べてチャンスが少ない」「日本語ができないとダメ」など、マイナスのイメージが根強いことからか、中国に進出している日系企業にとって、「優秀な人材の不足」という問題は、超えなければならない大きな壁の一つとなっています。 そうした中、現在上海で、学生と企業の双方から大きな注目を集めているのが、「万克徳商務諮詢(上海)有限公司」。各地の優秀な学生を私塾で鍛え、日系企業の経営者人材として送り出す事業「GMC」とは。「万克徳商務諮詢(上海)有限公司」の総経理、杉山氏にお話を伺いました。

<杉山氏略歴>
静岡県生まれ。96年大学を卒業後、上海復旦大学へ一年間語学留学。99年復旦大学管理学院企業管理系修士課程修了。南富士産業株式会社上海代表処首席代表を経て、現在、万克徳商務諮詢(上海)有限公司総経理。


―中国事業の概要を教えてください。

GMC(Global Management College)を中心に事業展開をしています。GMCは、武漢、北京、広州、西安を中心とした中国全土の優秀な中国人大学生を対象に、6ヶ月間、「新卒で会社経営ができる人材」になるためのトレーニングを無料で提供するプログラムです。GMC修了生は、主に、中国に進出している日系企業から「経営者人材」として採用されます。GMCの修了生を採用したい企業は弊社の会員となり、採用時に育成料をお支払いいただくシステムになっています。


―大学の新卒をいきなり企業のトップに抜擢するメリットは何でしょうか。

現代のような変化の激しい社会では、柔軟性や挑戦力がある人材が必要とされています。 過去の成功体験にしがみついて、変化を嫌う人材・企業は生き残れません。そんな中、固定観念がほとんどなく、行動力のある若い人材は、停滞した企業に新しい息を吹き込み、企業を根本から変えていくことが可能です。

これは時代の変化が大きく関係しています。人類の歴史を振り返ってみると、第一段階として「農業社会」があります。大地を耕し、種をまいて、あとは自然に生み出されるのを待っていたような時代です。

次に18世紀頃から「工業化社会」が訪れ、決められた時間内に正確に単純作業をすることが求められていました。現代の学校教育でも工業化社会の規準を採用し、「言われたことを正確にやる」というのが教育方針となっています。

そして現在、世界は新しい時代へと移行しつつあります。それはまさに「知の社会」と呼ぶにふさわしい時代です。知の社会では、過去の問題点を洗い出し、たくさんの人の知を集約し、実践して結果を残していく人が勝ち残ります。このように、若くて優秀な人が経営に携わることのメリットは日増しに大きくなっています。


―最近はMBA(経営学修士)がよく話題になりますが、GMCとMBAの「目指す人材」にはどんな違いがありますか。

MBA教育では、「管理者」を育成します。管理者に求められるのは、現状を分析し、それに対する的確な施策を行うことです。組織に数値目標を示すことも管理者の特徴ですね。

それに対しGMCでは「経営者・社長」を育成します。経営者は「人間力、管理力、創造力」を兼ね備えていなければなりません。また、組織に対しては、数値目標を示せるとともに、「夢やロマンを示すこと」が必要です。

MBAを始め学校教育では、過去の知識をできるだけ多く覚えることを優先します。しかしGMCでは、創造力や柔軟性を伸ばせるような教育をします。


―「人間力」とは具体的にどのようなことでしょうか。

GMCでは、「人間力」を以下の6つの要素で考えています。
1:人としての基本(読む、書く、聞く)
2:マナー(時間厳守、ホウ・レン・ソウ、スピード)
3:目標達成の方法(気づく→計画→実行→結果)
4:目的と手段の考察方法
5:目線(相手の目線、TOPの目線etc)
6:チーム型人間
こうした能力を磨いて、リーダーとして魅力のある人を目指していきます。


―実際にどのような教育をされているのですか。

GMCは「座学三割、実践七割」です。座学では、弊社作成のオリジナルテキストを使用し、ビジネスマナーや、財務管理など、経営の基本を集中講義します。目的は「人間力、管理力、創造力」を高めること、そして「提案・問題解決能力、コミュニケーション能力、リーダーシップ」を磨くことです。

実践教育では、弊社が契約した現地企業で、新工場建設や新技術開発などのプロジェクトに加わります。これまでに、GMCが送り込んだ学生が、ある企業の現場従業員と幹部社員の意思疎通の無さなどを指摘し、収益改善の道筋をつけた例もあります。

素質のある学生は、マネジメントの体験や仲間との議論を通じ、ぐんぐん才能を開花させていきますよ。


―現在、GMCは武漢を中心として全国4都市で開催されていますが、どうして上海では開催していないのでしょうか?

上海にも、内陸の人材に負けない優秀な人材はたくさんいます。しかし、上海では、弊社がこういった機会を提供しなくても、数多くのチャンスが転がっています。一方で、武漢を始め内陸の人材は、上海の学生に比べてチャンスが少なく、その分ハングリー精神が強いのです。GMCを提供するのがふさわしいのはどの都市なのか、ということを考えて、結果的に武漢、西安、広州、北京で開催することになりました。


―多くの中国人学生にとってGMCの魅力は相当大きなものだと思いますが、どれくらいの学生が応募して、選考基準はどういったものなのでしょうか。

GMCは2005年7月から始まり、すでに第4期を終えました。総計で、応募者が45,000名、受講者が150名、修了者が45名となっています。選考基準の一つは「顔」で、もう一つは「変化できるかどうか」です。「顔」というのは、見た感じの雰囲気ですね。声の大きさから、足の組み方から、すべてを総合して判断します。やはり「変化できる人」は、見た目も違います。

日本語レベルに関しては、特にこだわりません。また、面接に合格してGMCを受講している学生でも、講義や実践活動を通じて「変化できない」と判断されれば、次の講義には呼ばれないシステムになっています。


―顔を見ることでどういった判断がつくのでしょうか。

顔つき、目つきを見て、その人がどれくらいの実力を持っているのかはほぼ分かります。大体30秒で判断しますね。サバンナにいる野生肉食動物が、他の動物を見たときに「食べるか逃げるか」を瞬時に判断するようなものです(笑)。特別なことではありません。みなさんも経験を積むとできるようになるはずですよ。日頃から意識していってください。


―「変化できるかどうか」はどのように見分けるのでしょうか。

様々な質問をする中で、その人は「素直な心」があり、「柔軟性のある思考」を備え、「挑戦力があるかどうか」を判別します。今日が駄目でも明日には改善でき、明後日には見違えるように成長できるような人を探すのです。

例えば、私がGMCの講師、みなさんが学生だとしましょう。私の講義を聴いているとき、身を乗り出し、目を輝かしているような人、そういう人は「変化ができる人」です。


<次号へ続く>


『万克徳(マクト)商務諮詢(上海)有限公司』  
『南富士産業株式会社 上海統括事務所』
http://www.mfsg.co.jp/ (日本語)
http://www.mfsg.com.cn/ (中国語)
総経理・所長 杉山 拓 氏

住所:上海市漕宝路70号光大会展中心C座2701
TEL:86-21-64825228
FAX:86-21-64326916

アポ:藤岡耕三
取材:嶋田恒平
執筆:藤岡耕三
同行:星譲自、劉豊、付he、鐘世傑


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<新規メンバー募集>

『RINKOKU』では、新規メンバーを大募集中です!

今期のRINKOKUのテーマは「責任、成長、創出」です。
意識の高い仲間と切磋琢磨し、刺激的な留学生活を送りませんか?

上海に留学している向上心のかたまりのようなあなた、ぜひ一度RINKOKUを見学しに来てください。

* 学業を優先させて活動していただいて構いません。
* 毎週土曜日am10:00より、上海財経大学 中山北一路369号校区 宿舎1号楼会議室にて定例会を開いています。
*参加ご希望の方はkozo-fujioka@hotmail.com(代表 藤岡)までご連絡ください。
* 人数が集まり次第、募集は締め切ります。

興味のある方はお早めに奮ってご応募ください。
メンバー一同、皆様とお会いできることを楽しみにしています。

<お知らせ>
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