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カレーハウスCoCo壱番屋 (2/3)  
http://www.ichibanya.co.jp/
総経理 寺脇 徹 氏

「カレーと言えば、CoCo壱番屋!」


<前回の続き>


―次に、事業についての質問ですが、現在の上海のお店は直営店ですか?フランチャイズですか?

今のところは全て直営店です。実は、「フランチャイズをさせてほしい」という電話がよくかかってくるんですよ。もちろん将来はフランチャイズを考えていますが、10~15店舗くらいまでは全て直営店でやるつもりです。

そこでまずは、会社の骨格をしっかり作り、規則なども整備してから、フランチャイズで展開しようと考えています。今はまだ規模も小さいので、財務の社員が人事部の仕事をしたりと、社員が一人でいくつかの業務を兼任していることが多いです。ですので、これから店舗数を増やすにあたり、それらを明確に分けて社内の組織体制を固めていく必要があります。

また、15店舗くらいあるといろいろなことが分かります。例えば、この店はたくさんお客様が入っているのに、いまいち収益が伸びない、これは家賃の高さが大きく影響してるな、とかですね。このような理由で、15店舗くらいで一旦止めて、再度計画を練ってから30店舗くらいまで増やしたいと考えています。


―最初に中国へ進出する際に、上海を選ばれた理由を教えてください。

一つは、ここ10年間、世界中が上海に注目しているからです。 もう一つは、カレーを食べるであろう国を探した時に、まず米を主食として食べる国を探したんです。中国、インド、韓国、タイなど。その中で距離的に近く且つ便利性がある、そして、インフラが整っており、レベルも高いのが上海だったのです。


―開店を予定されている15店舗は全て上海ですか?

いいえ、北京や成都にも出店します。2008年中には上海に10店舗くらい、北京に2,3店舗、成都に2店舗オープンする予定です。 そうすると、初めは上海という一つの「点」だったものが、次に北京にオープンしたことで、「線」になりました。そして、今度は成都にオープンしますので、「三角形」になりますね。商売というのは、何でも同じなんですが、角の数が多ければ多いほどいいんです。だから、それが「四角形」になって「五角形」になり、そしてだんだん「円形」に近づいていきます。「円形」になったら完成です。


―成都というと、上海からかなり距離がありますが。

はい、交通費など結構経費がかかって大変です(笑)。実は、成都に出店する計画は全くなかったんです。それがなぜ成都に出店することになったかと言うと、成都にイトーヨーカ堂さんが進出しているのですが、そこの担当者の方が上海まで来られて、「うちにも進出してください」とお願いされたのです。

最初は無理だと思って曖昧な返事をしていたのですが、一度旅行半分で見に行きました。すると、成都のイトーヨーカ堂さんにものすごい数のお客が入っていました。もう身動きがとれないほどの人の多さです。そして、イトーヨーカ堂さんが用意してくれている場所が、入口横のすごく良い場所でした。

CoCo壱番屋の専務と一緒に行ったのですが、そこで二人で話をして、「やりますか」ということになり、成都への進出が決まりました。 また、街がすごく綺麗で意外と発展していたということも、成都進出の理由の一つです。歩行街があり、国外ブランドのショップも数多くあり、消費者の購買意欲も相当高いとの印象を受けました。


―御社の広告などをあまり見かけませんが、宣伝はどのように行っているのですか?

広告に関しては、「費用対効果」を一番に考えています。例えば北京には1店舗しかないのに、フリーペーパーなどに大々的に広告を出しても、実際の効果はあまり期待できないので、ほとんど広告は打たないようにしています。 また、上海には6店舗ありますが、それでもあまり広告を出していません。というのは、フリーペーパーに毎回載っていても、読んでいる人は毎回目を通すことはないはずです。むしろ、たまに出すほうが、効果があるのです。

こういった理由で、CoCo壱番屋では新店舗開店や新メニュー発表の時などに広告を出すようにしています。だから、年に3,4回くらい、多くて5回ですね。それに、一度にいくつも出しても効果は薄いですから、出す時は一つのフリーペーパーにしか出しません。また、お客様の85%は中国人ですので、日本人のお客様へ向けての広告は、宣伝というよりむしろ告知という意味合いが強いですね。


―お店で使っている材料は、中国国内で仕入れているのですか?

95%中国国内で調達しています。日本のCoCo壱番屋が使っているカレーは2,3種類あるんですが、そのうちの一つがまだ中国国内で生産できないので、それは日本から持って来ています。


―上海にも工場(注1)CKがありますか? 

はい、七宝の近くの水清路というところにカレーソースを作っている工場(CK)があります。もとは中山公園店の厨房で手作りをしていました。朝から晩まで。それが、今年の5月に新しく工場(CK)ができて、かなり楽になりました。

注1:CK…セントラルキッチン


―最近は食の安全性についてのニュースが多いですが、気を遣っていることなどありますか?

衛生局の管理もかなり厳しくなっていますので、こちらも精一杯気をつけています。例えば、納入業者から品質検査合格証のコピーをきちんともらい、店で保管するようにしています。そして、衛生局の職員が来た時にはいつでも提出できるようにしています。


―カレーの味は日本と同じですか?

日本のカレーをそのまま持ってきました。中国に進出するからといって、調査などは何もしませんでした。ほとんどの中国の人たちは日本のカレーの味を知りませんから、変えても変えなくても最初の味がそれだと思うんですよ。だから、日本人が食べて美味しいカレーを作っています。作り方も日本のCoCo壱番屋と同じです。

しかし、水などの原料が違いますから、やはり味も少し違ってきます。例えば、牛肉エキスというものがあるのですが、日本ではメーカーから仕入れたものをそのまま使っています。中国にはそこまでいいものがないので、実際に牛肉を煮込んだものを使っています。結果的には、こっちのほうがコクがあって美味しいですよ。これは日本から来た出張者が言いますから、間違いないです。


<次号へ続く>

カレーハウスCoCo壱番屋   
http://www.ichibanya.co.jp/
総経理 寺脇 徹 氏

上海事務所:上海市遵義路107号 安泰大楼2003A室
TEL: 021-6278-9525  FAX: 021-6237-5422

北京事務所:北京市朝陽区東三環北路5号北京発展大厦919B室
TEL: 010-6590-8291 FAX: 010-6590-8236

取材:榎本幸大郎
執筆:榎本幸大郎
同行:藤岡耕三、小熊、韓超、東雲智鈴


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